【履歴】
2008年4月 国際医療福祉大学 福岡リハビリテーション学部 作業療法学科 入学
2012年3月 国際医療福祉大学 福岡リハビリテーション学部 作業療法学科 卒業
2012年4月 社会医療法人 陽明会 小波瀬病院入職
2014年3月 社会医療法人 陽明会 小波瀬病院退職
2014年4月 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 総合リハビリテーションセンター中央病院 入職
【BiNIに出会ったきっかけ】
学生時代から動作観察・動作分析が自己課題と認識しており、入職後も対象者の動作を捉えることができず、問題点の焦点化や効果的な治療計画の立案ができずにいました。課題克服のために様々な外部セミナーから学ぼうと動作分析に関するセミナーを探していたところ、「統合的運動連鎖概念に基づく治療に必要な動作分析手法」というセミナーを見つけ参加させて頂いたのが、BiNIアプローチとの出会いです。セミナーでは症例の動画を通してBiNIアプローチという革新的な介入法と介入後の変化を目の当たりにし、また、実技を通して人体には感覚入力位置特異性という法則性があるということを初めて知りました。BiNIアプローチには様々な原理がありますが、中でも「人体にみられる法則性を素直に認めて利用する」という他には無い考え方にとても興味を引かれ、ヒトの運動の成り立ちとは何か・BiNIアプローチとは何か、その評価・治療について深く学んでいきたいと考えました。
【BiNIの経歴】
2012年12月15日 統合的運動連鎖概念に基づく治療に必要な動作分析手法
2013年08月10、11日 バイオメカニクス・運動器連結
2013年09月28、29日 神経システム・左右特異性
2014年05月03、04日 Scene1:米国足病医学教育における下肢バイオメカニクスの基礎セミナー
2014年08月03日 統合的運動生成概念に基づく治療に必要な動作分析手法
2015年02月21日 触察とMobilityの治療
2015年02月22日 触察とStabilityの治療
2015年03月22日 誘導と動作における統合
2015年06月13日 眼球運動・視覚と運動生成
2015年07月25日 触察とMobilityの治療
2015年07月26日 触察とStabilityの治療
2015年08月22、23日 BiNI Perspective Conference2015
2015年09月26日 BiNIの原理に基づく脊柱の評価と感覚入力
2015年09月27日 誘導と動作における統合
2015年10月31日 変形性膝関節症実践編
2015年11月01日 脳卒中実践編
2015年11月28、29日 BiNIの原理に基づく肩関節の評価と感覚入力
2015年12月19日 相同性を用いた足部・手部へのアプローチ
2015年12月20日 足部テクニック
2016年05月03、04日 バイオメカニクス・運動器連結
2016年05月04、05日 神経システム・左右特異性
2016年06月05日 同期する科学と治療における引き込み現象
2016年06月18、19日 BiNIの原理に基づく教師あり学習
2016年07月24日 Growing
2017年02月11、12日 Flowering2016
2017年04月29日 BiNI Wave System
2017年04月30日 脳卒中実践編(デモ付き)
2017年05月04日 COPD実践編
2017年09月02日 変形性膝関節症実践編(デモ付き)
2017年11月18日 神経・血管のダイナミクスと脊柱に対する感覚入力
2017年11月19日 BiNIの原理に基づく足部評価と感覚入力
2017年11月23日 脳卒中フォーラム2017
2018年04月15日 脳卒中フォーラムin福岡 第2部
【これからの抱負】
作業療法士としてBiNIアプローチを実践する者として、作業療法士が訓練の手段として扱う『日常生活動作・Activity』の方法をBiNIの原理や人体における法則性に照らし合わせて再検証を行っていく。そして、クライアントが自ら動くことによっても過剰努力とならず、むしろ身体の硬度が減少しコアスタビリティが活性できるような介入方法を探求していきたい。また、クライアントを生活者として捉えて、その方のライフスタイルに合わせた課題を的確に捉える努力を惜しまず、BiNIアプローチを通して自己組織的に生成された運動が、実際の日常生活場面においても効率的に汎化できるように知識・技術の研鑽を続けていきたい。